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第26回公演「桜の園」のみどころ(その2)

みどころ(その2) 世界最狭?のチェーホフ劇に注目!


いよいよ本番が迫ったシア・トリエ「桜の園」。本作をもっと楽しむためにそのみどころをご紹介したいと思います! その2は舞台美術。狭小物件のATELIERブリコラージュならではの舞台装置にも注目!



桜の園は大作ですから上演される舞台も立派なところが多いですね。シアターコクーンや新国立劇場、PARCO劇場、会話劇ですので大劇場ではやられませんが、間口が10m程度の劇場がよく選ばれます。舞台の大きさだけでいうと福島市では福島テルサぐらいでしょうか。
ところが、我らがホームグラウンド、ATELIERブリコラージュの舞台広さは約3.6m四方! 寄席かよという大きさですが、まぁ元々がお笑いの小屋だったんだからしょうがありません。
というわけで盆を用意しました。回転ステージですね。これで舞台転換もバッチリ! 目まぐるしく入れ替わる登場人物たちの濃い人間ドラマが狭小空間で濃密に繰り広げられます。目の前で回転する舞台にぜひご注目ください!