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2023-01-26

戯曲を読む会Vol.13を開催します!

「戯曲を読む会」は、毎月第2金曜日開催!!

令和5年第2回目の読む会はシア・トリエの本番の合間に開くコラボ会!
シア・トリエ「桜の園」にちなみ、チェーホフ「かもめ」をみんなで読みましょう!

戯曲を読む会は、みんなで集まって戯曲を読む(聞くだけ参加も大歓迎!)、それだけの会です。

演劇の設計図、「戯曲」は読むと結構面白いです。
でも、一人ではなかなか読みづらい。
だから、みんなで集まって音読したらよくわかるし、
面白くて、楽しくて、いいんじゃないかと思いました。
演劇好きな人はもちろん、ぜんぜん知らない人にこそ
来ていただきたいです。

読む戯曲はチェーホフ作「かもめ」

「わたしは――かもめ。・・・いいえ、そうじゃない。わたしは――女優。」・・・。

この台詞が有名なチェーホフ「かもめ」。演劇人がなんとなーく憧れる戯曲として有名ですね。チェーホフは人の心の機微や綾を描くのが本当に上手な作家です。しかもそれが精緻に戯曲に記されていて、何気ない三点リーダーにも大切な意味が込められています。まさに読めば読むほど味の出る戯曲。

「かもめ」はチェーホフ四大戯曲の最初の作品。湖畔の田舎屋敷を舞台に、芸術家やそれを取り巻く人々の群像劇(主に恋愛模様)を通して人生と芸術とを描いたものです。シア・トリエが上演する「桜の園」は四大戯曲の最後の作品なので比べてみるのも面白そうですね。

しかも、今回は「桜の園」コラボ企画ということで、シア・トリエ「桜の園」にご予約いただいた方は参加費半額! さらに印刷テキストを使用せず、当日お手持ちのスマホ等で青空文庫をご覧頂けば500円の割引も実施します。つまり、シア・トリエ「桜の園」を予約して、当日スマホをお持ちいただけば、無料で参加できます!

※アトリエにWi-Fiがございませんので、モバイル通信可能な端末をお持ちください。

もちろん聞くだけ参加も大歓迎! どうぞお気軽にご参加ください!

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ
Антон Павлович Чехов(1860-1904)
 ロシアを代表する劇作家、小説家。アゾフ海に面した港町タガンログで生まれる。父方の祖父は農奴だったが、1841年に領主に身代金を支払って一家は自由を獲得した。
 1879年に中学を卒業してモスクワに移り、モスクワ大学医学部に入学。生活費を稼ぐために雑誌にユーモア短編を寄稿した。初の本格的な長編戯曲『イワーノフ』(1887)は初演の評判こそよくなかったものの、サンクトペテルブルクでの再演は好評を博した。
 1890年、当時流刑地として使用されていたサハリン島へ突然でかけ、過酷な囚人たちの生活や環境をつぶさに観察し記録を残した。これを作家チェーホフの転機とみなす指摘も多い。
 1896年、四大戯曲『かもめ』がサンクトペテルブルクのアレクサンドリンスキイ劇場で初演。1899年、モスクワ芸術座で『ワーニャ伯父さん』初演。1901年、モスクワ芸術座で『三人姉妹』初演。
 1904年、最後の作品となった『桜の園』がモスクワ芸術座によって初演。公演中にチェーホフは44歳の誕生日を迎え、筆歴25年の祝賀が兼ねられたが、チェーホフはすでに病み衰えており、舞台に立ち続けることはできなかった。同年6月に結核の治療のためドイツのバーデンワイラーに転地療養したが、7月15日、同地で亡くなった。最後の言葉はドイツ語で「私は死ぬ」であったと伝えられる。

戯曲を読む会 Vol.13シア・トリエコラボ企画「『かもめ』を読む」

日時:2月10日(金) 19:30-21:30
場所:A T E L I E Rブリコラージュ 福島市置賜町8-30カスタムビル2F
定員:10名程度(要予約)
参加料:1,000円(学生500円)
※シア・トリエ「桜の園」予約済の方は半額
※印刷テキスト不要の方は500円引き。当日モバイル通信可能な端末をお持ちください
※青空文庫「かもめ」はこちらです。
 https://www.aozora.gr.jp/cards/001155/card51860.html

お申込みは下記の予約専用フォームから送信ください。

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