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2023-04-28

戯曲を読む会Vol.16を開催します!

「戯曲を読む会」は、毎月第2金曜日開催!!

戦後小劇場演劇を寄り道しながらゆっくりとたどる「戯曲を読む会」は、現在第2世代を遊覧中!
5月は斎藤憐『上海バンスキング』

戯曲を読む会は、みんなで集まって戯曲を読む(聞くだけ参加も大歓迎!)、それだけの会です。

演劇の設計図、「戯曲」は読むと結構面白いです。
でも、一人ではなかなか読みづらい。
だから、みんなで集まって音読したらよくわかるし、
面白くて、楽しくて、いいんじゃないかと思いました。
演劇好きな人はもちろん、ぜんぜん知らない人にこそ
来ていただきたいです。

読む戯曲は斎藤憐『上海バンスキング』(1979年)

 80年の岸田戯曲賞受賞作品。第二世代では読む会Vol.11で採り上げた『熱海殺人事件(作:つかこうへい)』に次ぐ有名作と言えるのではないでしょうか。過去に2回の映画化もなされています。中華民国期(昭和初期)の上海を舞台に、時代に翻弄された人々を描いた音楽劇で、オンシアター自由劇場による上演は435回を数えるそうです。演出は串田和美。出演には吉田日出子、笹野高史、小日向文世など現在も活躍する豪華俳優たちが並んでいます。

松竹作品データベース(映画版のあらすじなどが見られます)

斎藤憐

朝鮮平壌出身。1966年、俳優座養成所を卒業後、串田和美らと劇団「自由劇場」を結成。69年からはフリーになる。80年、自由劇場の『上海バンスキング』で岸田國士戯曲賞を受賞。同劇団への書き下ろしは、平安初期に天皇の寵愛を受けた女官の激動の生涯を辿る『クスコ』や、昭和初期の浅草に生きる芸人らを描く『黄昏のボードビル』などがある。偉人、著名人から市井の人々まで、時代に翻弄されながらもひたむきに生きる人間の姿を活写する戯曲は、高く評価されている。劇場開場時の記念公演を多数手がけ、97年の東京国際フォーラム開場に際し歌謡曲作詞作曲家・西条八十の生涯を東京の変遷に絡めた『カナリア』を執筆し、菊田一夫演劇賞を受賞した。また06年、長野の富農一家を通して戦後の日本人を見つめる『春、忍び難きを』で紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞を受賞。2011年に逝去。(国際交流基金・日本の現代戯曲データベースより)
(一般社団法人日本劇作家協会 戯曲デジタルアーカイブより引用)

戯曲を読む会 Vol.16「『上海バンスキング』を読む」

日時:5月12日(金) 19:30-21:30
場所:A T E L I E Rブリコラージュ 福島市置賜町8-30カスタムビル2F
定員:10名程度(要予約)
参加料:1,000円(学生500円)

お申込みは下記の予約専用フォームから送信ください。

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