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戯曲を読む会

戯曲を読む会は、集まって戯曲を読む、ただそれだけの会

戯曲を読む会は、ATELIERブリコラージュが毎月第2金曜日(たまに変わったりします)に開催している人気企画です。

演劇の設計図である「戯曲」は読むと結構面白いけれど、一人ではなかなか読みづらいもの。
そこで、みんなで集まって音読しようじゃないか!と考えたワケです。

いわば「戯曲のカラオケ大会」。ですが、うまく読む必要はありません。代わる代わるに、声に出して読むことで戯曲はとても豊かに伝わってくるものです。

とはいえ読むのはちょっと、という方は「聞くだけ参加」も大歓迎。集まった皆さんの「声」を通して味わう戯曲はまた格別。演劇好きな人はもちろん、ぜんぜん知らない人にこそ来ていただきたいです。

戦後小劇場演劇を過去からたどります

読む会は2021年12月に第1回を開催しました。毎回、一本の戯曲を選んでいますが、基本的には戦後日本における小劇場演劇の代表作を過去から順にたどっています。

歴史の波をくぐり抜け、残ってきた戯曲ばかりですので、どれも名作揃いで読み応えがあります。

また、系譜を順にたどることで、「時代時代に演劇が何を求めてきたのか」、あるいは「共通する点は何なのか」を感じることができ、演劇をもっと楽しむための基礎知識を蓄えたり、感性を磨くこともできます。

時には戦後日本小劇場演劇を飛び出し、古典作品や海外作品、落語などバリエーション豊かな作品にも挑戦しています。

演劇初心者や、もっと理解を深めたい方、もっと楽しみたい方、ぜひお気軽にご参加ください!

これまでに読んだ戯曲一覧

回数 年月日 作品名 作者
Vol.36 2025.05.09 ゴドーを待ちながら(1953) サミュエル・ベケット
Vol.35 2025.04.11 名前(1995)> ヨン・フォッセ
Vol.34 2025.1.10 ヒネミ(1992) 宮沢章夫
Vol.33 2024.12.19 落語[『鼠穴』を読んで、なんちゃってで演ってみる
Vol.32 2024.11.8 転校生(1994) 平田オリザ
Vol.31 2024.10.11 銀河旋律(1989) 成井豊
Vol.30 2024.09.13 夜曲(ノクターン)ー放火魔ツトムの優しい夜ー(1986) 横内謙介
Vol.29 2024.07.19 アテルイ(2002)) 中島かずき
Vol.28 2024.06.14 唇に聞いてみる(1986) 内藤裕敬
Vol.27 2024.05.11 TERROR(テロ)(2015) フェルディナント・フォン・シーラッハ
Vol.26 2024.04.26 新宿八犬伝 第一巻―犬の誕生―(1984) 川村毅
Vol.25 2024.03.15 天使は瞳を閉じて(1988) 鴻上尚史
Vol.24 2024.02.09 DOLL(1983) 如月小春
Vol.23 2024.01.12 ゲゲゲのげ(1982) 渡辺えり
Vol.22 2023.12.15 トロイアの女 エウリピデス
Vol.21 2023.11.10 黒塚(1465) 作者不明
Vol.20 2023.10.13 青い実をたべたーさと子の場合ー(2008) 一堂令
Vol.19 2023.08.18 牡丹灯籠(1864) 三遊亭圓朝
Vol.18 2023.07.21 野獣降臨(1982) 野田秀樹
Vol.17 2023.06.16 寿歌(1979) 北村想
Vol.16 2023.05.12 上海バンスキング(1979) 齋藤憐
Vol.15 2023.04.14 うお傳説(1980) 山崎哲
Vol.14 2023.03.10 あの大鴉、さえも(1980) 竹内銃一郎
Vol.13 2023.02.18 かもめ(1896) チェーホフ
Vol.12 2023.01.13 歌舞伎の名台詞
Vol.11 2022.12.09 熱海殺人事件(1973) つかこうへい
Vol.10 2022.11.12 髙橋成知作品 髙橋成知
Vol.9 2022.10.14 父と暮せば(1994) 井上ひさし
Vol.8 2022.09.09 ジャガーの眼(1985) 唐十郎
Vol.7 2022.07.08 身毒丸(1978) 寺山修司
Vol.6 2022.06.10 シェイクスピアの名台詞 シェイクスピア
Vol.5 2022.05.13 外郎売(1718) 二代目市川團十郎
Vol.4 2022.04.27 真情あふるる軽薄さ(1969) 清水邦夫
Vol.3 2022.03.28 マッチ売りの少女(1966) 別役実
Vol.2 2022.01.21 卒塔婆小町(1952) 三島由紀夫
Vol.1 2021.12.17 一本刀土俵入(1931) 長谷川伸